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2019.04.12
ペットの遺伝子検査に関する弊社の見解
弊社は、遺伝子検査は
動物愛護法に違反する行為である
と考えています。
また医学的、科学的、倫理上の見地からも
大きな問題があります。
生命の尊重を侵害する行為
遺伝子検査は、動物愛護法 第1条の基本理念である生命の尊重を侵害する行為です。
また医学的、科学的にも根本的な問題があります。

遺伝子検査推進派は、小売りチェーン店が母体となっているオークションや小売店サイドに立つオークションです。犬猫を販売する商売の観点から遺伝子検査を強く推進しています。遺伝子に問題がある親犬、親猫であっても仔犬、子猫を産ませている一部業者がいる点を大袈裟にクローズアップし、遺伝子検査の正当性を主張しています。本音は、別のところにあります。
万能でない 遺伝子検査
まだまだ全ての病気の遺伝子を解明する事などできません。道半ばです。 医学的、科学的、倫理上の見地からも遺伝子検査には、大きな問題があります。

遺伝子検査で遺伝子に問題が全く無くても、1% 程度の確率で同様な疾患にはかかります。遺伝子検査でクリアになった子であっても同種の遺伝子の病気になるのも事実です。

遺伝子検査は万能ではないのです。

親の遺伝子に問題があっても子に問題遺伝子が発生する確率は、様々なパターンがあります。血友病など特別な病気を持つ両親の問題遺伝子が子の遺伝子に発生する確率は、50%程度あります。片親が遺伝子に異常がある場合は、子に問題遺伝子が発生する確率は、一般に17%前後まで下がります。遺伝子に問題がある子が将来的に病気を発症する確率は、更に減って数%です。遺伝子に問題因子があっても大半の子は病気を発症しないで一生を終えます。実際に病気を発症するのは、先天的な遺伝子が原因というより、後天的な要因が大きく影響して病気を発症させるのです。

人間の場合も高齢出産の妊婦がダウン症の遺伝子検査をするか否かで倫理上の問題があります。大学病院の産婦人科の教授の意見を聞いても実際にダウン症の検査をして、ダウン症の赤ちゃんが産まれる確率が数十%あるとお母さんに伝えても、妊婦の大半は、赤ちゃんを産む事を選択すると言います。

それは、命の問題だからです。



犬、猫も人間と同様に大切な命
犬、猫も人間と同様に家族と考える人が大半です。犬、猫も人間と同様に大切な命です。弊社は、ペットも人間同様に大切な命と考えています。

工業製品であるなら、検査をして不良品を排除するのは、問題ない事ですが、命あるペットを工業製品と同列に扱い、医学的にも科学的にも問題のある遺伝子検査で命を選別してよいのでしょうか?

遺伝子検査推進派は、犬、猫だけでなく、治らない病気の人、障害のある人に対しても、社会に存在してはいけないと差別し、選別すべきと考えているのではないでしょうか?これは、病気、障害のある人や犬、猫を差別する恐るべき考えだと思います。

弊社は、動物愛護法違反であり、医学的、科学的、倫理的にも大きな問題のある 遺伝子検査で命の選別をすべきではないとのスタンスを取っています。
審査専任獣医師
出荷生体は1頭ずつ
以下の獣医師が厳正な
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安心してお買い求めいただけます。
蓮田 審査専任獣医師 7名
①.堀川獣医師
②.後藤獣医師
③.錦織獣医師
④.澁谷獣医師
⑤.青山獣医師
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神奈川 審査専任獣医師 4名
①.堀川獣医師
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